「特別な不満があるわけじゃない」
「生活はそれなりに回っている」
それなのに、なぜか心の中がずっと重たい。
自分で自分の気持ちがわからない。
自分が ”何をしたいのか” も、はっきりしない。
50代女性で、こうした気持ちを持っている人は大勢います。
このような状態にある人は、
意志が弱いわけでもなく、
感覚が鈍いわけでもありません。
むしろその逆で、
とても真面目に、
長い時間をかけて
“ちゃんと生きてきた人”
に多く見らるのが、このような気持ちです。
大人の理性を働かせ、
自分の感情を抑えて生きてきた人ほど
起きやすい気持ちでもあります。
なぜなのでしょうか。
ちゃんと生きてきたのに、なぜか満たされない理由
これまであなたは、
周囲に迷惑をかけないように考え
求められる役割をきちんと果たし
感情よりも現実を優先してきた
そうやって、人生を成立させてきたはずです。
だからこそ今、
「不満があるわけじゃないのに、満たされない」
「一生懸命に生きてきたのに、なぜ?」
「仕事や子育てが一段落の今、もっと充実感があるはず」
という違和感が出てくる。
あなたの違和感はもっともで、今のあなたの人生が 失敗 というわけではありません。
あなたの違和感の実態は、
生き方のフェーズが変わったサイン
なのです。
「前向きになれない自分」は問題ではない
このフェーズに直面した時、多くの50代女性がこのように考えます。
けれど、なかなか思ったように進めることができません。
反対に、これらの言葉や、自分の決意がしんどく、重く感じてしまうこともあります。
その時、50代女性はこう言いがちです。
更年期だから、仕方がない。
生活習慣病を指摘された。今は健康問題を先に解決しなきゃ。
50代なので、体力が落ちてきている。
若いときは深く考えずにさっと動けたのにな。
もしあなたもこう思ったとしたら、あなたの感覚は間違っていません。
問題は、精神論や体力問題ではなく、あなたが前向きかどうかでもないからです。
相談してもスッキリしない本当の原因
このような時、人は誰かに話したくなります。
でも、
そんな経験はありませんか。
これは相談相手が悪いのではなく、
あなたの悩みが
感情だけの問題
ではない から
です。
あなたの頭の中では、
感情(モヤモヤ)
役割(妻・母・女性)
意識(しっかりしないと)
考え(若いころのように自分らしく)
思い込み(こうなるはず、できるはず)
期待(自由になる時間が増えてきた、さあこれから)
現実的制約(私はこういう人、仕事、役目)
これら複数の要素が、複雑に絡まり合ったままになっています。
この状態では、励ましも助言も、うまく噛み合いません。
感情ではなく「構造」を整理するという考え方
あなたに必要なのは、
答えをもらうことではなく、
「自分の中で何が起きているか」
を整理することです。
どこまでが事実なのか
どこからが思い込みなのか
何を背負いすぎているのか
これらを 一つずつ 分けて 見ていく。
この作業を、心の通訳 の場では、
”構造を分解して見る”
と表現しています。
構造が見えると、不思議なことが起きます。
人は、問題が整理されると、
自然と、
自分で判断できるようになる
のです。
整理されると、人は自然に動き出す
何かに導かれなくてもいい。
背中を押されなくてもいい。
自分で決められる状態に戻れば、
人はちゃんと前に進めます。
もし今、
自分の状態をうまく言葉にできない
一人で考えるほど混乱する
でも、誰かに決めてほしいわけでもない
そう感じているなら、
それは「整える時間」が必要なだけです。
問題が整理されれば、あなたはもはや、誰かのアドバイスを必要としません。
あなたが望む未来は、あなたの中にあるのですから。
あなたは自然と歩き始めます。
まとめ
「不満があるわけじゃないのに、モヤモヤする」
「一生懸命に生きてきたのに、なぜ?」
「仕事や子育てが一段落の今、もっと充実感があるはず」
一生懸命に生きてきたのに、なぜか心の中がずっと重たい。
もし、
「今の状態を一度きちんと整理したい」
そう感じたら、こちらを読んでみてください。
あなたに必要なのは、
「今の自分の状態を、正確に言葉にできる場所」
です。








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